COLUMNコラム

2024.9.21 BODY

【30代/症例写真】小陰唇のかゆみは良くなる?

こんにちは。今回は「小陰唇のかゆみが良くなるのか?」というテーマでお話しします。

これまで大陰唇のかゆみについて特集してきましたが、小陰唇自体がかゆいという方もいらっしゃいます。重度の方から軽度な方まで含めますと多くの女性が抱える悩みの一つです。

日常生活の中でかゆみを感じてしまうことがあり、特に小陰唇が大陰唇からはみ出して刺激を受けている場合はかゆみが強くなることがありますが、デリケートな部分であるため適切なケアが必要です。

小陰唇のかゆみに対しての正しいケア方法や、市販薬の使用について、そして最終的な解決策としての手術についても解説します。症例紹介は記事の後半です。

※無料キャンセル・日時変更は48時間前まで

小陰唇に市販薬を使用してはいけない理由

まず、多くの方がかゆみを感じると市販のかゆみ止めクリームや軟膏を使用するかもしれませんが、実はこれが間違った対処法であることがあります。

例えば、フェミニーナ軟膏は有名なかゆみ止めですが、小林製薬は公式に「小陰唇に塗布してはいけない」と明記しています。

フェミニーナ軟膏やその他デリケートゾーンのための市販薬は外側の皮膚に使用することを想定して作られているため、

特に小陰唇のような粘膜であり敏感な部位に使うと、かぶれや炎症を引き起こす可能性があります。小陰唇の皮膚は非常に薄く、薬品の成分が逆に症状を悪化させてしまうこともあります。

かゆみを抑えるための日常ケア

かゆみを防ぐためには、まず日常的なケアが重要です。

かゆみが発生する原因の一つとして、摩擦や蒸れがあります。特に通気性の悪い下着や生理中のナプキンがかゆみを悪化させることがあります。以下のような対策が有効です。

1. 通気性の良い下着を選ぶ

デリケートゾーンの通気性を高めるために、コットン素材の下着を選ぶことをおすすめします。化学繊維の下着は通気性が悪く、蒸れやすいため、かゆみの原因となることがあります。また、サイズが合っていない下着や、締め付けが強いデザインのものは避けるようにしましょう。

2. 肌に優しい下着を選ぶ

素材が柔らかく、摩擦が少ないものを選ぶことも重要です。レースや化繊の生地が小陰唇に直接当たると、摩擦によってかゆみが引き起こされることがあります。デリケートな部分に接触する下着は、滑らかな素材を選び、摩擦を最小限に抑える工夫が大切です。

3. 生理時のケア方法を見直す

生理中のナプキンが蒸れやかゆみを引き起こすことが多いため、タンポン月経カップ、さらには最近人気の吸水ショーツなどを使うことで、皮膚への刺激を軽減できます。ナプキンは長時間使用すると蒸れや菌の繁殖の温床となり、かゆみや炎症を引き起こす可能性があるため、頻繁に交換するか、肌に優しい代替製品に切り替えることが推奨されます。

かゆくても掻かないことの重要性

かゆみを感じたときに無意識に掻いてしまうことは自然な反応ですが、デリケートゾーンの場合は掻いてしまうことで皮膚がさらに刺激され、症状が悪化することがあります。

掻くことで小陰唇に傷がつき、炎症や感染症のリスクが高まるため、できるだけ掻かないようにすることが大切です。

かゆみが強い場合は、洗浄できる環境であれば洗浄し、ワセリンやデリケートゾーン用保湿剤を使用して潤いを保つことで、かゆみを抑えることもできます。保湿は皮膚のバリア機能を高め、外部からの刺激を防ぐ効果もあります。

大陰唇からはみ出る小陰唇の影響と手術の選択肢

小陰唇が大陰唇からはみ出してしまっている場合、下着や衣服との摩擦で刺激を受けやすくなり、かゆみや痛みが生じることがあります。特に、歩行時や運動時、下着が密着することで不快感が強まることが多いです。このような場合、かゆみ止めや日常ケアだけでは根本的な解決にはならないことがあります。

ここで一つの解決策として、小陰唇縮小手術が挙げられます。この手術は、肥大した小陰唇を切除し、大陰唇の中に収まるようにする手術です。手術を行うことで、摩擦や刺激を軽減し、かゆみや痛みがなくなるだけでなく、見た目も整えることができます。

Barbie Clinicではこの小陰唇縮小術をメインに毎日婦人科形成の診療を行っております。スタッフも担当医師も女性のみで、完全予約制のプライベートな空間で診療しており、患者様が感じるご来院の恥ずかしさをできるだけカバーできる様に工夫しております。

手術は大抵1時間以内程度の比較的短時間で済み、根本的な解決方法として多くの患者様が選ばれています。一度の手術で問題を解決できるため、最終手段として考えることができる選択肢です。

※無料キャンセル・日時変更は48時間前まで

手術後のダウンタイムとその重要性

もちろん、手術にはダウンタイムがあります。

手術後の数日間はそれなりの腫れや痛みが生じますが、適切なケアを行えば、翌日よりお仕事や学校などの通常の生活に戻ることが可能です。

※ダウンタイム:症状を認めやすいのが1ヶ月以内、自覚症状がなくなっていくのが2-3ヶ月、形の完成までは1年かかります。

術前かゆみが辛かった方は特にダウンタイム中(特に2-3週間目)にもかゆをご自覚されますが、ダウンタイムを乗り越えることで、根本的なかゆみの解消につながり、日常生活の快適さが大幅に向上します。

Babie Clinicでは、患者様一人ひとりに合わせた術後ケアプランを提供し、ダウンタイム中の不安を軽減するサポート体制を整えています。また、術後ご希望の場合は必要に応じたフォローアップも行い、長期的な快適さを確保するためのアフターケアも大切にしています。

※無料キャンセル・日時変更は48時間前まで

30代 小陰唇がかゆい

それでは症例紹介です。

いずれも抜糸不要
税込価格)小陰唇縮小術165,000円 副皮除去術66,000円 陰核包皮除去術66,000円

術前→直後

今回はあえて直後のお写真を使用します。術前では小陰唇・副皮・陰核包皮が合流して入り組んでいる状態です。

一体化して大陰唇からはみ出ており、かゆみの原因は大陰唇からはみ出ている部分の摩擦であったので、症状をなくすために適応全ての部分の施術をご希望されました。

そして術後。もちろん麻酔も入っていてパンパンに腫れているのですが、なんとなく「入り組みがなくなった」というのは伝わりますでしょうか。

さらに横からのアングルであることで、大陰唇との高低差も分かりやすいかと思います。立体的に突出していた部分がなくなっているので、これにて閉脚時にはみ出るものは無くなります。

ダウンタイムはこの後頑張っていただくことになりますが、これを乗り越えれば「快適女子」に近づけます。お一人で悩まれている方がいらっしゃれば是非お気軽にご相談ください。

医療ローンも利用可能

お支払い総額が20万円以上となる場合、医療ローンもご利用できます。

以下のシミュレーションは小陰唇縮小術+副皮除去術+陰核包皮除去術+会陰贅皮除去術でご紹介しております。

お問い合わせフォームはこちらです。

※無料キャンセル・日時変更は48時間前まで

まとめ

小陰唇のかゆみは、日常的なケアや生活習慣の見直しで改善することができますが、市販薬を安易に使用することは避け、適切なケア方法を取り入れることが重要です。

もしかゆみや不快感が続く場合や、小陰唇が大陰唇からはみ出て刺激を受けている場合は、小陰唇縮小手術が効果的な解決策となります。

手術にはダウンタイムがありますが、それを乗り越えればかゆみや不快感から解放され、日常生活を快適に過ごせるようになります。

かゆみに悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。患者様一人ひとりに合った最適な治療法を提案し、サポートいたします。

※無料キャンセル・日時変更は48時間前まで

東京新宿区神楽坂の女性専門美容外科BarbieClinic

小陰唇縮小術など婦人科形成が受けられる東京神楽坂のBarbieClinic。女性専門で、女性特有のお悩みに真摯に向き合います。女性医師、女性スタッフのみのプライベート空間でデリケートなお悩みも安心してご相談いただけます。お忙しい方のために通院が1日で完成するご予約メニューもございます。

それではadios!

おすすめコラム