こんにちは。

前回記事で小陰唇縮小術を受ける前に知っておくべきことについて記しました。今回はその続編です。症例写真は後半へ。

【症例写真】小陰唇縮小＋副皮除去＋陰核包皮除去【20代/これを知らないと後悔する？】

こちらの記事を掲載したところ、医師として尊敬する大先輩の先生に「ちょうど同様の記事を書いていた！」とご連絡をいただきとても嬉しく思いました。

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今から書く記事も、前回の記事も、全て甘い言葉ではなく時に厳しい言葉に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

世の広告には「一週間で何してもOK♪」と書かれていたり、「エクスパレルで術後も無痛に♪」とか、「寝て終わるから安心♪（術後についての記載なし）」など、さぞ手術が簡単にリスクもなく終わるかの様に記されています。

これは後に患者さんを苦しめることになります。どうにかして現実のダウンタイムには個人差があることや、その中でも平均でどのくらいは痛いのか、などどちらかと言えばデメリットを積極的に紹介していきたいと思っているのです。

だって、手術自体はメリットばかりなのだから。

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手術自体はメリットばかりでもそのメリットに至るまでにはリスクやダウンタイムが存在しているということを声を大にして発信し続けていきます。

なので居ないだろうけどもしも毎回記事を読んでくださっている方がいらっしゃったとしたら「また言ってるよ」となるかもしれませんが、基本的にはこういう記事って一人につきよくて1-2個読んで終わりだと思うので繰り返し繰り返し訴えていくしかありません。

例え年老いて自分は老眼で手術から退いたとしても、記事は書けると思うのでその発信はし続けます。

③完成には1年以上かかります

組織を切除し、縫合し、新たな形に生まれ変わるその過程には創傷治癒というものがございます。

誰しもが人生のうちで多かれ少なかれ怪我をしたことってあるかと思います。

2-3日で治る傷もあれば、なんだかんだこれ10年前の傷じゃない？一生残りそうだなというものも人によってはありますよね。

あとは古傷が痛むという言葉が存在する通り、体調が悪かったり寒さを感じたりした時にまさしく古傷がなんだかピリッとするなんてご経験がある方もいらっしゃると思います。

小陰唇縮小術もそれ以外の乳頭縮小術なんかもそうですが切開を伴う手術でしたらその様な長期に渡るダウンタイムというのがつきものです。2-3日治る方の「ちょっと擦っちゃった」という方の怪我の種類とは大きく異なります。

だって「手術」です。「切開手術」です。「切って開いて」です。

前回記事で、だから「痛いんです」とお伝えしましたが、その痛みというのも創傷治癒の一環です。

傷を治すために色々な細胞の働きがあり、痛くなります。

そして痛みを乗り越えると人はそれを完成と錯覚します。なので1ヶ月もするともう完成したのだと思われがちになるのですが全く違います。

切開手術の創傷治癒には1年以上のお時間がかかります。その間は痛みは基本的にはないものの、腫れていたり、拘縮していたり、硬い部分に触れたり・・・色々ございます。

なので1年も経たないうちに形がもっとこうなれば良いのに！などは杞憂に終わることも多く、時間が解決することばかりです。逆にもし解決しない場合はその時点で追加手術や修正手術などの選択肢に入っていけば良いです。

この様なお話を常日頃からしていて、説明書にも明記していたりご質問時にこのまま説明差し上げたとしても、術後2日で「ここの部分の形をもっとこうしたい！」と言われることもあります。

腫れているので何も判断つかない、が答えです。

ここで、それは大変だ！早くやっちゃいましょう！と自院であろうとも他院であろうとも修正料金のお金を取るところはお気をつけください。

↑また大事なことなので赤字太字にしておきました。しかし小さな文字で。

というわけで創傷治癒には1年以上かかるので形のことについて早期に悩まれるのであれば好きなものやことについて等、他のことを考える方が健全です。

なんなら気にされない方がよほど綺麗に仕上がります。

傷口というのは触ればニキビでもなんでも悪くなるわけですから、傷口のことを過剰に気にせず清潔を保ち保湿する、あとは必要以上に引っ張って患部をチェックしたりしない。これが大事なことです。それでは後半で症例紹介。

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20代　小陰唇縮小術＋副皮除去術

術前→3ヶ月後

こちらの症例は以前にもご紹介いたしましたが、清潔を保ち保湿するということを続けて下さった症例です。術前のお色味では大陰唇からはみ出ている部分に関して黒ずみが目立ちますが、術後は大陰唇と高さが揃い、ピンク色の占める面積が大きくなりました。

余談ですが本症例は大陰唇のボリュームがあまり無いので、２段階でもう少し小陰唇や副皮を縮小するか、もしくは大陰唇のヒアルロン酸や脂肪注入などを検討しても良い症例です。

お体が華奢な方や体脂肪の少ない方、過度なダイエットをされている方などは大陰唇のボリュームも少ないことが多く、その点で小陰唇もはみ出やすく伸びやすかったりもします。

上記の様な二期的な手術を検討するべきと予想が立つ場合は事前にお伝えしたりもしています。

あくまで全ては術前のお悩み次第ですが。

それでは今日はこの辺りで。
またこれからも、手術を受ける前に知っておくべきことシリーズをゆるっと続編出します。

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医療ローンも利用可能

お支払い総額が20万円以上となる場合、医療ローンもご利用できます。

以下のシミュレーションは小陰唇縮小術＋副皮除去術＋陰核包皮除去術＋会陰贅皮除去術でご紹介しております。

お問い合わせフォームはこちらです。

それではadios!