COLUMNコラム
2022.12.22 BODY
小陰唇縮小術にはつきもの!?副皮も一緒にとるべきなのか。
小陰唇縮小術を検討されている方の中には「『副皮』も適応です。」と言われた方も多くいらっしゃるでしょう。
副皮とは大陰唇と小陰唇の間に存在する余分な皮膚の事です。
余分な皮膚という表記をしているくらいですので、特に役立つ機能があるわけではございません。
ですので副皮除去術もご選択頂いた場合には、あくまで無理のない範囲で限界まで切除する事になります。では、適応があるのにも関わらず副皮を残した場合はどうなるのでしょうか?
それは副皮の発達度合にもよります。
例えば小陰唇縮小術を御決心された理由が
「蒸れ」だった場合。副皮は余分な皮膚ですからその分蒸れを助長します。ですから副皮を残すと蒸れという症状は残りやすいといえます。
「小陰唇の黒ずみ」だった場合。副皮を残していても小陰唇部分を切除すれば黒ずみは改善致しますので特に満足度には関わらないでしょう。
「見た目」だった場合。やはり、余分な皮膚は無い方がすっきりとしたデザインになり得ますので副皮を残すと見た目としても余分な部分が残ってしまいます。その見た目が気になるかどうか、患者様の美的感覚によります。
「擦れ」だった場合。これに関しては副皮が大陰唇からはみ出るサイズかどうかにもよります。大陰唇から副皮もはみ出ているのであれば、副皮を残してしまうと擦れの症状は残ります。一方で、副皮も存在はしているが大陰唇におさまっているのであれば、はみ出ている小陰唇を切除するのみで症状は消失します。
結局副皮を切除するべきかどうかというのは患者様御本人の価値観次第です。
当院では適応の有無をお伝えした上で、事前に伺っているお悩みに対して副皮がどれほど影響しているのかという点を事実としてお話します。
それを踏まえて副皮も切除するか否かは患者様に最終的に決めて頂きます。婦人科形成を毎日行う当院だからこそ、豊富な症例数による経験則を患者様にお伝えする事ができます。しかし患者様のお体は当然患者様御本人のものですので、最終判断は患者様であるべきと考えております。クリニック側が勝手に施術部位を決めてしまい御見積額を倍増させるクリニックも中にはございますので本当にそれで良いのか?はよく考えて頂きたいです。
副皮を切除する事でダウンタイムがのびるのか?というご質問を頂く事もありますが、
「50歩100歩です」とお答えしております。小陰唇を切除する以上、多かれ少なかれ術後にお痛みを伴います。そして副皮も一緒に施術する場合、範囲が広がるので「傷が大きくなる分」のお痛みは増すと思います。位置的にも腫れやすい部分です。しかしながらどうせ痛いのであれば一度に綺麗になりたいと考える女性がほとんどです。特に当院は副皮除去術と合わせても業界最安値クラスの価格設定かと思いますので9割以上の方が副皮も一緒に御希望されます。
そして皆様2-3カ月後のモニター撮影時に「やって良かった」とおっしゃります。(私が一番うれしい瞬間です)
つまり…
副皮を一緒に切除する方の方が多く、満足度も高い施術ではありますが、副皮をとるべきか?と問われれば「べき」とまでは言えず、結局どこをゴールにするか患者様の価値観で決めて頂くのが患者様ファーストの婦人科形成と考えます。
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