COLUMNコラム
2023.4.26 BODY
Chat GPTに聞いてみた。〜小陰唇縮小術のリスク〜院長による解説付き。
前回同様、Chat GPTに聞いてみました。今回は小陰唇縮小術のリスクについて掘り下げます。
小陰唇縮小術は、一般的に比較的安全な手術であるとされていますが、いくつかのリスクが存在します。以下にいくつかのリスクを挙げておきます。
- 出血や感染症:どんな手術でも起こりうるリスクで、小陰唇縮小術でも同様です。手術後に出血が生じる場合もあります。
- 疼痛や不快感:手術後、腫れや痛みが生じることがあります。また、傷の治癒が進むまで、排尿や性行為時に不快感を感じることもあるかもしれません。
- 傷痕や色素沈着:手術後、傷痕や色素沈着が残る場合があります。これは個人差があるため、手術前に医師と相談する必要があります。
- 機能障害:手術が不適切に行われた場合、小陰唇の感覚や形状に問題が生じることがあります。また、尿道口が覆われたり、性的快感が減少することもあります。
- 後遺症:手術後、しばらくの間は傷の治癒が必要ですが、傷跡が残ることがあります。また、手術後の小陰唇の形状に不満が残ることもあります。
これらのリスクについては、手術前に医師と相談し、リスクを十分に理解する必要があります。また、手術を受ける前に医師の資格や経験を確認することも大切です。
と、まあここまでがChat GPTによる回答なので解説していきます。
まず大事な前提として・・・「一般的に比較的安全な手術」という部分ですね。これは本当に心からそう思います。世の中には救命の為の緊急手術や、美容手術と言えどもリスクの高いと言われる手術がございます。その数多の手術の中で言えば、特に当院は局所麻酔下で行う為、リスクというものをかなり抑えられていると思います。
以降ひとつずつ見ていきましょう。
・出血や感染症について
Chat GPTの言う通り、どんな手術にも起こりうるリスクです。そして出血に関して言えば「生じる場合がある」という表現は間違っています。ほぼ必発と考えて頂くべきです。元々止血の能力が低い方や日中のご活動が激し目の方ですと3週間ほどナプキンに付着する程度の出血は起こります。平均的な方ですと1週間以内に出血はおさまる印象です。感染は宜しくないので、当院では当日よりシャワー浴を可能としています。その際、過度な洗浄は必要ではありません。日本の水道水はとても綺麗ですのでシャワーで優しく流すだけで表面に付着した細菌は流れ、清潔な状態となります。その上でお肌に合った洗剤でしたら優しく泡立てて洗って頂けましたら更に良いです。術後、お肌に合う洗剤がお手持ちになければ水道水(シャワー)のみで十分です。
ちなみに、消毒は厳禁です。傷が治る際にはご自身の細胞が正常に働く必要がございますが、その大事な細胞をも殺菌してしまうのが消毒です。治るものも治らなくなってしまいます。ご自身の判断で消毒をされていた患者様は案の定、治りが遅く傷の状態が良くなかったです。完成までかかる時間も倍以上になるでしょう。どこのクリニックで受けられたとしても、担当医やスタッフから術後に指示された内容以外の事を独断でやられるというのはとてもリスキーな行為でございますので気をつけましょう。
・疼痛や不快感について
「こちらも腫れや痛みを生じることがあります。」という表現は弱いです。当たり前ですが生まれてからずっとお身体の一部であった組織です。それを急に切除して次の日から馴染みます。なんてそんな都合の良い話はございません。数ヶ月は腫れていますし、ひきつれなどの不快感・違和感も生じます。ただし患者様のご自覚としては1ヶ月というのが一つの目安でして、1ヶ月過ぎた頃に気にならなくなりましたとおっしゃる患者様がほとんどです。
・傷痕や色素沈着
こちらはあまり気にされなくて良い内容です。粘膜部分は傷の治りが非常に良いです。また、元々ツルツルの場所ではなくシワの多い部分ですから、傷も自然と馴染んでいきます。色素沈着に関しても、むしろ手術前に色素沈着をおこしている方がほとんどです。実際に「黒ずみ」を切除の理由にされる方も多いです。小陰唇縮小術では黒ずんだ部分を物理的に切除しますから、お色味も自ずと改善致します。そして大陰唇に収まるデザインにすれば下着と擦れる回数はかなり減りますので今後起きうる色素沈着も減ります。ただし、ホルモンバランスや加齢に伴う黒ずみは防げません。
・機能障害
こちらもほとんど気にされなくて良い内容です。症例経験が数件程度のドクターがひとりで手術を行い始めた際に小陰唇を引っ張り過ぎてデザインや切除をした事で小陰唇がなくなってしまったという報告は聞いたことがございます。ですが、その様なケースは相当稀です。なぜならドクターがひとりで手術を行い始める=その組織の基準をクリアしているはずだからです。そしてそれまでは指導する医師の監督・責任の下で行われています。杜撰な組織体制などが見受けられる場合はその限りではないのかもしれませんが、そんな事は起きてはいけない事だと思います。当院でもいずれは院長以外のドクターを採用し、教育していく予定ですが、患者様のご了解を得た上で、何十件とマンツーマンで指導するつもりです。あらゆるデザインに対応できる状態だと判断された状態でやっとひとりでの手術を解禁とするでしょう。
・後遺症
デザインの不満というのは美容手術においてつきものですが、小陰唇の場合この様な声は少ないです。髪型や二重整形の様に、こんな小陰唇になりたい!とモデルを持って来られるという経験はございません。仮に持って来られても条件がかなり一致していなければ実現は不可能です。なぜなら元の形が全てだからです。ですから当院では診察時に患部の状態を撮影し、その方の小陰唇がどの様な状態かという事を個別にカウンセリング致します。シワの状態・縦幅・横幅・副皮や陰核包皮のつき方・左右差・小陰唇の質など全てが組み合わさって千差万別なのがデリケートゾーンです。一緒に画面を確認してイメージを掴んで頂くことが大切です。無理な態勢で鏡でご自身で見る状態とはまた違ってきます。唯一の共通項としては、当院の場合はご本人からの特別なご希望がない限り「大陰唇に収まるデザイン」にしています。
以上、小陰唇縮小術のリスクについてChat GPTでの内容をもとに解説してみました。Chat GPTが答えてくれる内容って一般的な質問になりやすいものが多いので解説しがいがありますね。まだまだこの形でコラムを書いていけそうです。あとは更新頻度だけ上げられれば・・・
それでは本日も素敵な1日をお過ごしください。