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2024.4.12 BODY

乳頭縮小術〜伸びた乳頭を小さくする〜

こんにちは。2024年になったばかりと思いきや早いものでもう4月です。新生活をお迎えの皆様も多くいらっしゃることと思います。

今回は、何も変わらぬ生活を送る私から「乳頭縮小術」についての記事をプレゼントさせていただきます。

まずなぜ女性の乳頭が突起しているのか?というお話ですが、乳房の下に位置する乳腺組織が女性で特に活発に発達しているから、です。

乳房の発達はホルモンの影響を受けます。特にエストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンが思春期や妊娠時に増加し、乳腺組織の増殖や成熟を引き起こした結果、乳頭も突出します。

乳頭が伸びるのは成長と発達に伴う自然な過程であり、女性の身体にとって一般的な現象ではありますが、自然な現象とは別に物理的な刺激も乳頭の突出を引き起こすことがあります。

例えば「痒み」がおつらい方はご自身で強く掻いてしまい、伸びてしまいます。その場合乳頭の皮膚が赤黒く荒れて硬くなっていることもございます。

あとは何よりも「授乳」です。授乳は物理的な刺激そのものですが、夜間も含めて1日中、2-3時間おきに吸啜されるわけなので刺激の強さとして最大です。赤ちゃんって弱くてホニャホニャしていて何もできないという印象があるじゃないですか。でも、生まれたてでも母乳を「吸う」力だけは結構なパワーがあるんです。赤ちゃんも反射で手加減なくやっているので「痛い」思いをされるお母さんが沢山いらっしゃいます。

正しい姿勢で母乳をあげ、保湿などのケアも怠らずといったことができると幾分かマシにはなりますがそれでも乳頭が伸びてしまう方はいらっしゃいますし、何より育児中に乳頭へのケアにまで手が回るお母さんは少ないです。そんなこんなでお一人目の授乳を終えた段階ですでに乳頭への「諦め」を感じてしまい、お二人目以降もノーケア。という患者様がほとんどです。

ただこの問題、気にならない方はそのままで全く問題ないんです。ですが、「昔に戻りたい・・・」「自信がなくなってきちゃったな・・・」「温泉行きづらいな・・・」など負の感情が生じてしまっている場合に私どもの出番となるわけです。

私たちがお手伝いできること、それがタイトルの「乳頭縮小術」です。

当院では煩わしいプラン分けをしておらず【全例乳管温存】が特長です。

乳管温存しないと安く、温存すると高い、といったプラン分けをするクリニックも多いのですが、当院には1プランしかございません。乳管を温存しなくて良い場合、手技もより簡素になりますしその分値段が安くなるのは理にかなっていると思います。そのプラン分けは否定いたしませんが、私としては「温存できる組織は温存しようよ」と思いますし、患者様はその良し悪しを判断するのも大変だと思うんです。値段だけで選んでしまい、乳管がないことに後から後悔なんてことも無きにしも非ずですし、もうみんな乳管温存を前提でお話を進めれば分かりやすいですよね。男性であっても乳管温存を選ばれた方が良いと思っています。(当院は女性専門クリニックですが)

また、もう一つ当院の特長として、「抜糸が自由」です。抜糸したいなと思われましたら術後7日以降でいらしていただければ良いですが、9割以上の方は抜糸にいらっしゃらないです。元々全例で抜糸をマストとしない方法で施術しておりますのでご自身で経過を見ながら決めていただけます。モニター様の場合2-3ヶ月の間に1度撮影にご来院頂きますが(来院不要オプションのご用意もございます)、抜糸をされなかった患者様もその時点では完全に糸もなくなり、皆様問題なく経過しております。そして皆様「全然糸は気にならなかった」と仰ります。ですのでご遠方からの患者様も難なくお受け入れできております。私もそうですが、通院は少なければ少ないだけ有難いですよね。特にお仕事をされていたり小さいお子様がいらっしゃる場合通院のご負担ってかなり大きいですから。

これからも「抜糸不要」をテーマに様々なメニューを研究していけたらいいなと思っています。

今回は概論的な立ち位置で、乳頭縮小術の触りをお話いたしました。

また乳頭や更に乳輪のお話をたまにはしていきます。症例を載せる方法も現在HPの制作会社さんと模索中です。

それではこのブログに辿りついた数少ない皆様、4月も元気にお過ごしくださいませ。

では、また。

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