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2024.6.27 BODY

【症例写真】小陰唇縮小+副皮除去【50代女性】/小陰唇縮小術は保険適用になるのか?

こんにちは。6月の更新はもう無理かなと思っていましたが、少しばかり時間に余裕ができたので記事を作成いたします。

まずは症例の紹介から。50代の女性でご出産もご経験のある方です。出産で小陰唇は伸びますか?と聞かれることがありますが、出産自体は平均1日以内の出来事ですからその瞬間で伸びきってしまう事はありません。ただし出産後の状態として、ケアが行き届かず(赤ちゃん優先なので)若しくは育児で自転車に乗る機会が増えて伸びてしまったという事例はかなり多くございます。ほとんどの方は「出産前からなんとなーくちょっと違和感はあった。」「中学生くらいから気にはなっていた」と仰ります。

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それでは症例写真をどうぞ。

向かって左側が術前、右側が術後2ヶ月ちょっとの状態です。

皆様から見るともう完成だ!と思われるかもしれませんが、まだまだ腫れています。

半年もするともう少し腫れが引き、1年経つともっと薄くなります。

でも2ヶ月の状態でもはみ出ている状態は改善されていますし、長年はみ出ていたことで擦れて黒ずんでいた部分が切除されお色味もトーンアップしているのが十分に伝わりますね。

こちらの方の適応は小陰唇縮小+副皮除去です。

はみ出ている部分が全部小陰唇と思ってしまう方も多いのですが、本症例で説明するならば術前の状態で、より大きくはみ出ている下部の部分が小陰唇、そしてその小陰唇と大陰唇の間に位置する・・・上からはみ出てきている部分が副皮となります。

つまり小陰唇だけを切除しても、上からはみ出ている副皮が残ってしまうと結局何かがはみ出た状態が改善されないのです。副皮も一緒に切除する事で初めてはみ出ない状態が作られます。

これはもう本当に術前の状態次第ですので副皮が片側だけの方もいらっしゃれば、副皮が無い方、副皮は無いけど陰核包皮がある方・・・形、色、とにかく人それぞれ、十人十色です。

ご自身でご自身の適応を判断するのは難しいので(無理な体勢を取ると余計な皮膚が増える)、適応を知りたいだけという方でも「診察のみ」でご予約をお取りいただけましたら適応をお伝えすることができます。

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当院の特長としては、副皮除去や陰核包皮除去、会陰贅皮除去の通常価格が低価格です。

それには、適応を値段で諦めてほしくないという思いが強く、どうせなら一度に綺麗にしたい!という女性を応援したいのです。昨今の女性は本当に忙しいです。

育児をするにも基本ワーママ。ワンオペも多いですし、育児をされている方でなくても、バリキャリも多いですよね。

ですから「抜糸による通院不要」であったり、「一度に全部済ませたい」であったり、「待ち時間ゼロ」であったり、「カウンセラーによるカウンセリングの時間がない」であったり・・・これらは忙しい女性を応援する為には不可欠なものと考えています。

大きな美容外科に勤めていた時は、適応を全てやると予算がかなりオーバーしてしまうので、小陰唇だけ施術しますという方も多く、「本当は他の部分も綺麗にしたかった」という思いがお互いに残りながらの施術となっていたので、この状況は絶対に変えたいと思っていました。

症例の解説から逸脱してしまいました。

お話を戻しますと、こちらの患者様も適応を全て一度に施術されることをご希望されましたので小陰唇と副皮を同時に切除し、全てはみ出ない様になりました。

抜糸不要のやり方にも昨今色々ありますが、そもそも粘膜部分なのでどんな方法でも傷は治っていきますし、小陰唇は元の状態を見ていただいてもシワや溝がたくさんあるのが自然な部分ですから傷跡も日毎に馴染んでいきます。

そもそもこちらの症例でも2ヶ月時点で傷跡自体よく分からず、術前よりもシワや溝が減っているのが分かります。カウンセリングで色んなクリニックに色々なことを言われて混同されている患者様、たまにお見受けしますが、上記理由から方法そのものよりも先生やクリニックとの相性で選ばれるのが良いと思います。

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では後編のお話です。

小陰唇縮小術は保険適用になるのか?

前回乳輪縮小術や乳頭縮小術が保険適用になるのか?(前回は誤字で保険適応になるのか?と記してしまっていました。訂正済みです。)という記事を書きましたので今回は小陰唇縮小術の保険適用についてです。

基本的には保険適用外、自由診療と考えてください。

なぜ基本的にはと申したかと言いますと、ごく稀に、導尿の邪魔をしている若しくは小陰唇をその度に傷つけているといった際に操作の邪魔をしない程度に縮小する・・・などのケースは考えられます。

この導尿の邪魔をしているというのは決して尿が飛び散って困っているですとかそういう事ではなく、自己導尿(管を尿道に入れる)をされている様なケースでして、なのでごく稀な例かと存じます。

ほぼ100%で自由診療で行わなければいけないのが現状です。

費用的な面でネガティブなお話で終わることになってしまいますが、その代わりに整容的に手術をすることができるのだと少しでもポジティブにも捉えていただけたら幸いです。

ポジティブが弱くてすみません。

それでは・・・adios!

東京新宿区神楽坂の女性専門美容外科BarbieClinic

小陰唇縮小術など婦人科形成が受けられる東京神楽坂のBarbieClinic。女性専門で、女性特有のお悩みに真摯に向き合います。女性医師、女性スタッフのみのプライベート空間でデリケートなお悩みも安心してご相談いただけます。お忙しい方のために通院が1日で完成するご予約メニューもございます。

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