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2024.7.6 BODY

【症例写真】小陰唇が擦れて痛い【20代女性】/膣ヒアルロン酸治療のリスクと対策

こんにちは。7月の投稿もまだまだ続いていきます。何せ症例写真が溜まりに溜まっていますので・・・。今までは1ヶ月に1度の不定期更新でしたが、ここ2ヶ月の更新頻度ですとちょくちょくコラムを覗きにきていただいても退屈しないかもしれません。

(前編)「股擦れも痛いけど小陰唇の擦れはもっと痛い」な、20代女性

それでは早速症例紹介です。(写真の下で詳しく解説します)

術前→術後(約2ヶ月後)

こちらの患者様の適応は小陰唇+副皮です。特に右側は副皮が目立っておりますが、小陰唇の重みは左側の方があるタイプです。通常ですと小陰唇がより重い方が副皮も付随して伸びている事が多いのですが、theoryには則っていないタイプです。(十人十色なので、だから変、ということは一切ございませんので悪しからず)

今回行いましたのは、「大陰唇からはみ出ている部分を全て切除し、大陰唇が中の部分を守ってくれるという本来の状態に戻してあげる手術」です。つまるところの、小陰唇縮小術+副皮除去術です。術後は大陰唇の割れ目が見える様になり、はみ出ていないのがお分かりいただけましたでしょうか?そしてこの患者様にとってはメインのお悩みではありませんでしたが、擦れによる色素沈着(小陰唇・デリケートゾーンの黒ずみ)ももれなく切除しておりますので、術後の状態では全面がピンクがかったお色味になっています。一度の頑張りで効果抜群・半永久なのが外科的な黒ずみ治療の良いところです。

きっと、股擦れよりも小陰唇が痛いのよ!とこちらの患者様と同じ様にお悩みの方はこちらの術後の写真を見て、「これだ・・・!」となっているのではないでしょうか。逆に全くお悩みでない方は、確かに術後ははみ出てないけどデリケートゾーンを手術する?どういうこと??となりがちです。全くお悩みでない方は、その時点で適応ではない(自由診療ですし)ので、それ以上お気になさらなくて大丈夫です。自信を持ってください。逆に「これだ!これを切りたかったんだ!!」と思われた方は、女性医師・女医の私が診察から手術まで担当いたします、Barbie Clinicにご相談ください。

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そんなに痛いなら保険適用になるんじゃないの!?東京で保険適用でやってくれるところは無いの!?と思われるかもしれませんが、無いのです・・・。保険の診療科に行くと恐らく保湿の指示と一時的に炎症を抑える塗り薬が出ますが、それでは根本解決になりません。処方薬によってはまだらに白く抜けたお色味になりましたり・・・そしてこの小陰唇の擦れに関しては、ダイエットをして体型が変われば良くなるものなわけでもないです。はみ出てしまっている部分はそのまま擦れて何なら伸びていきます。保険適用ではありませんが、莫大な広告費や内装費をかけずに患者様に価格で還元しているのが当院なので、宜しければ料金表もご確認いただけますと幸いです。全例抜糸なしの一律料金です。アップセルもされませんのでご安心ください。

それでは後半、膣ヒアルロン酸と骨盤底筋群の体操についてのお話です。

(後編)尿漏れ、膣のゆるみ、お湯漏れ・・・の治療

近年、膣ヒアルロン酸注入が注目されています。ヒアルロン酸注入は手術と違い、侵襲が少ないと一般的には認識されていますが、その実態を詳しく見ると、多くのリスクが潜んでいることがわかります。特に膣ヒアルロン酸注入においては、慎重に検討する必要があります。

膣ヒアルロン酸治療のリスク

膣ヒアルロン酸注入は、手術に比べて手軽で短時間で効果が得られるという魅力があります。しかし、これはあくまで表面的なメリットに過ぎません。膣ヒアルロン酸注入には、膿瘍形成からの直腸瘻や腟脱、さらには肺塞栓を引き起こすリスクがあるのです。実際に、これらの重大な健康被害により命を落としたケースも報告されています。

また、見た目に関する問題も無視できません。注入後にボコつきが発生し、見た目や感触に違和感を覚える方も少なくありません。これらのリスクを考えると、膣ヒアルロン酸注入は決して軽視できる治療法ではないことがわかります。

施設や医者選びの重要性

膣ヒアルロン酸注入を検討する際には、施術を受ける施設や医師の選択が非常に重要です。経験豊富で信頼できる医師のもとで施術を受けることで、リスクを最小限に抑えることができます。また、施術後のアフターケアがしっかりと行われる施設を選ぶことも重要です。しかし、これでも完全にリスクを排除することは難しいのが現実です。

骨盤底筋群体操のすすめ

膣ヒアルロン酸注入のリスクを回避しつつ、同様の効果を得るための方法として、骨盤底筋群体操が注目されています。骨盤底筋群体操は、膣のゆるみや尿漏れの改善に非常に効果的です。何より、基本的に無料で、そして無侵襲で行うことができます。

1年間定期的に骨盤底筋群の体操を行うことで多くの方が膣の緩みや関連する問題を改善することができます。これは高額なお金をかけずとも効果を得られる方法として非常に有効です。

先日、同じ神楽坂にあるSALON YUI様とお話をさせていただきました。https://yukiehojo.com/ ←こちら

どちらかと言うと保険診療の先生方と多くご連携されていらっしゃるとのことで、当院の様な美容医療一択のクリニックは珍しいかと存じますが連携サロンとしてご紹介させていただけることとなりました。なんと言っても同じ「神楽坂」です。神楽坂から「本当に安全で損失なき治療」を盛り上げていけたら良いなと思います。

専門家の指導を受ける方法

骨盤底筋群体操を始める際、最初の数回は専門の指導を受けることをおすすめします。専門家の指導を受けることで、正しい方法で体操を行うことができ、その効果を最大限に引き出すことができます。その後は自宅で自分のペースで続けることが可能です。今まで質問してくださった多くの患者様には具体的な専門家をご紹介することってできていなかったのですが、これからは自信を持ってhttps://yukiehojo.com/ SALON YUI様を推奨いたします。元気で明るくて(ちょっと日焼けしていて笑)、自然美な、歴20年以上のベテラン看護師さんがやられています。

経済的なメリットと安全性

骨盤底筋群体操の最大のメリットは、その経済性と安全性にあります。膣内ヒアルロン酸注入のように高額な費用がかかることもなく、ランニングコストもほとんどかかりません。また、体操による健康被害のリスクも非常に低いため、安心して続けることができます。(というか健康増進ですよね)

abstract的な感じでまとめると

膣ヒアルロン酸注入は、一見すると手軽で効果的な治療法のように思えますが、実際には多くのリスクが伴います。特に、健康被害のリスクや見た目の問題を考慮すると、慎重な判断が求められます。

一方で、骨盤底筋群体操は、膣ヒアルロン酸注入と同様の効果を得ることができ、しかも無料で安全に行うことができます。専門家の指導を受けつつ、自分のペースで続けることで、健康的で経済的な方法で膣の問題を改善することができます。

膣の健康を守るためには、費用や効果だけでなく、安全性も重視した選択が重要です。膣ヒアルロン酸注入のリスクを避けつつ、効果的な方法を求める方には、骨盤底筋群体操を強くおすすめします。

では、Adios!

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