COLUMNコラム
2024.9.4 BODY
【20代症例写真】小陰唇縮小術+片側副皮除去【適応を残すとどうなる?】
こんにちは。
東京はほんのちょっと異常気象が落ち着いてきた気がしますがいかがお過ごしでしょうか。
Barbie Clinicにはご遠方からの患者様も非常に多いので、「出てくる時はすごい雨風でしたが東京は全然ですね。」と言われることもあります。逆もまた然りです。
ご遠方の方でも9割以上の患者様が日帰りで帰られますが、移動の度に天候が不安定ですと不便かと思いますので早く全国的に落ち着いてほしい次第です。
さて、本日は「婦人科形成の適応を全部やる必要があるのか?」という問題について述べます。
後半には参考となる症例も掲載いたしますのでお悩みの方は是非ご一読ください。
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適応とは何か?
言葉の意味
まずはここから。適応とは何なのか?
言葉の意味としては・・・
手術適応とは、手術を行うことが妥当であることを意味します。
医学用語としては、治療に伴う副作用や合併症などのリスクに見合った効果が得られると考えられる場合に「適応」がある、と表現されます。
手術適応には、「絶対的手術適応」と「相対的手術適応」があります。
絶対的手術適応は手術をしなければ命を失う場合や、障害が残る場合の事を言います。
相対的手術適応は、状況に応じて手術をするかしないかが変わってくる場合です。
つまり美容外科(自由診療)の範囲は「相対的手術適応」として「適応」という言葉が使われることが基本です。
婦人科形成における適応
ほとんどのケースでは「小陰唇」だけでなく、「副皮」「陰核包皮」「会陰贅皮」などの周辺部位にも適応があります。
「大陰唇のたるみ取り」も適応はありますね、なんてこともよくあります。
デリケートゾーンは大陰唇と小陰唇のみで成り立っているわけではなく、小陰唇以外にも名称を与えられている部位があるのです。
それが副皮・陰核包皮・会陰贅皮となります。
小陰唇が肥大してくると、十中八九それらの関連部位も引っ張られて伸びていきます。
ですから手術にいらっしゃる方のほとんどはそのうちのどこかも一緒に適応があることがほとんどです。
これは世で言うアップセルでも何でもなく、「小陰唇と他の○○(副皮、陰核包皮、会陰贅皮のいずれかもしくはいずれも)がはみ出ていて、適応箇所は全て取らないとお悩みの症状は解決しない」というパターンがございます。
そして逆に「○○の適応はあるけれども、今回いただいているお悩みには関係ない」とお伝えする事もございます。
当然ですが、小陰唇以外の適応が全くない場合、「小陰唇のみが適応です」とお伝えしています。
いずれにしても上記の様に診察時に適応をお伝えした上で、患者様がご自身に手術箇所を最終決定する権利がございます。
クリニックによっては適応を全てやらないとモニターにしない!と条件をつけている事もあります。
※適応を全てやる症例を集めているということでしょうからそれがイコール悪いクリニックなわけではありません。
しかし、それではと適応を全てやることで患者様のコストがどんどん上がっていきます。
大体の相場としていずれの箇所も1箇所につき20万円前後だと思いますので、その為に本当は副皮もやりたかったけど小陰唇だけで・・・という方も出てきてしまう状況がありました。
私はそれがすごく悲しいなと思いまして、独立を決めたきっかけの一つにもなっています。
そして今でも大切にしているBarbie Clinicのコンセプトです。
「適応を値段で諦めないで欲しい」
というわけでBarbie Clinicの副皮除去術は通常価格で66,000円(両側・税込)、陰核包皮除去術も通常価格で66,000円(税込)、会陰贅皮除去術は通常価格で77,000円(税込)としています。
各20万円が相場であると考えるとかなり適応に手が出しやすいのではないでしょうか。
違う理由で「副皮は取っておきたい♪」といったこだわりがある方もいらっしゃるでしょうし、その様な方は良いのですが、値段で諦めていた・・・という方は是非前向きに一度に綺麗にされることをご検討いただければと思います。
この後、実際の症例でご説明させていただきます。
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一部の適応を残した症例
術前→術後(2ヶ月後)
本症例の適応は
・小陰唇
・副皮(右側のみ)
・陰核包皮 です。
患者様がご希望されたのは
・小陰唇
・副皮(右側のみ) です。
仕上がりをご覧いただきますと、陰核周りの皮膚が術前よりもぴょこんと目立っています。
これは他の部分がすっきりしたことで、相対的に陰核包皮の余剰皮膚は目立って見えるのです。
そして右側の副皮で陰核包皮と繋がっている部分がありますので、陰核包皮を触れないことで副皮の切除範囲も若干狭まりました。
この様に切除範囲や審美面でデメリットがございますが、あくまでこの患者様は「値段で諦めた」わけではなく、デメリットなどもご理解の上でのご選択ですから問題ございません。
(値段で諦めるのであれば手術時期を遅らせてお金を貯めてから全て切除する、もしくはローンの検討…の方が良いと思います。)
こちらの症例は大陰唇から大きくはみ出ている副皮の右側に関しましては小陰唇と一緒に切除しておりますので、「大陰唇からはみ出ているもの」は大方切除できています。
適応は全て切除して真っ直ぐとしたイメージですっきりさせたいか、はみ出ているものだけを切除できれば良いのか、全ては患者様の価値観次第です。
適応やメリットデメリットをお伝えした後は全て患者様のご意向を尊重いたしますのでご安心ください。
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全例抜糸不要の婦人科形成
Barbie Clinicのコンセプトとして適応を値段で諦めないで欲しいというのは上述しましたが、他にも、「最適な方法のみで料金一律にしている」という特長がございます。
料金をいくつかに分け、この方法なら安いけどこんな悪いところがある・・・この方法は優れているけど高い・・・といった煩雑さをとっぱらってご提供しております。
全例抜糸不要で患者様にとって一番安全で且つご負担の少ない方法を採用しております。
お値段も料金表通りですので「どうせ行ったら表記と違うんだ・・・!」なんてことはございません。
ですから料金に関してはHPの料金表をご確認いただけましたら幸いです。
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どんな手術をするの?とご不安な方は是非さーっと流し見でもしていただければ雰囲気が伝わります。
東京新宿区神楽坂の女性専門美容外科BarbieClinic
小陰唇縮小術など婦人科形成が受けられる東京神楽坂のBarbieClinic。女性専門で、女性特有のお悩みに真摯に向き合います。女性医師、女性スタッフのみのプライベート空間でデリケートなお悩みも安心してご相談いただけます。お忙しい方のために通院が1日で完成するご予約メニューもございます。
それではまた次回。adios!