COLUMNコラム
2024.3.19 BODY
デリケートゾーンが痒い(かゆい)
こんにちは。3月も半ばを過ぎました。皆様いかがお過ごしでしょうか。2月には2本コラムを更新した為、その反動をくらって3月の更新が遅れてしまいました。見えざる力が働いている・・・!
今年の3月は花粉症の症状が出る方が多い様で、そして症状も強い様で、地球の温暖化を感じますね。
私個人的には花粉症はあまり被害ないのですが咳喘息を持っておりひとりでに苦しんでおります。診療中飴を舐めていることもありますがふざけているわけではなく咳が止まらないと文字通りお話にならないので舐めさせていただいております。
話は逸れましたが花粉症の症状が強い方は、他にもアレルギー体質をお持ちだったりします。そしてアレルギー体質をお持ちの方はアトピー性皮膚炎もお持ちである場合もございます。
特にアトピー性皮膚炎をお持ちの方に関しては、普通の方が感じる痒みの何倍もの痒みをデリケートゾーンに感じてしまいます。そして寝ている間にも無意識で掻きむしってしまい、起床時にはお下着に血や脱落した皮膚が付着しているというケースも頻発です。
診察にいらしていただく方の中には事前のお悩み欄に「痒み」について記載してくださる方もいらっしゃりますが、診察時に私から「ここ痒くないですか?」と質問することもございます。掻き過ぎたデリケートゾーンは皮膚が肥厚し、ひどいと変色も起こし、一目で分かります。そして質問すると「そうなんです〜!痒くて痒くて・・・」とエピソードを教えていただけます。同じ「痒い」というお悩みをお持ちの方でも、皮膚の状態が悪くなっている方は重度です。皮膚が硬くなってしまっていたり、変色してしまっている部分を切除してあげると症状が大方落ち着きます。そしてその後の生活指導もセットでさせていただきますので、それと合わせて快方に向かうといったことになります。
デリケートゾーンが痒くて病院に行くと、感染症が否定されれば大抵の場合皮膚炎が疑われ、弱いステロイドが出て様子見とされます。それで治る方はもちろんそれでお悩みは終わりです。それで治らず、ステロイドを塗り続け、結局夜はまた無意識に掻きむしってしまうという方が上記の状態に進んでいきます。そんな時には自由診療(美容整形)の力で改善することもあるので、このコラムがお悩みの方に届けば良いなと思い筆をとっています。(キーボードを叩いています)
デリケートゾーンが痒くて手術を受ける場合、痒い部位を切除するというのが大前提ですので、
大陰唇自体が痒ければ【大陰唇たるみ取り】
はみ出た小陰唇が痒ければ【小陰唇縮小術】一緒に副皮や陰核包皮もはみ出ていれば【副皮除去術】【陰核包皮除去術】
お尻に近い部分が痒ければ【会陰贅皮除去術】
あとは上記の組み合わせです。
問題となっている部分を切ることで少なくとも整容性が向上することは確実ですし、痒みを出していた元凶がなくなるので日常も過ごしやすくなります。お仕事中にも痒過ぎてモゾモゾしてしまうという患者様は意外と多いので、それがなくなるだけでもQOL上がりますよね。
当院はプラン分けなどはしておらず、料金はすべて料金表通りとなっております。
全例抜糸不要で通院の義務も無いので家事に育児に仕事に忙しい女性の味方になれればという観点からシステムを設定しております。術後には別途注意事項のご説明を行い、可視化した資料などもお渡ししておりますので術後の問い合わせをいただくこともほとんどございませんが、ご質問やご不安点は24時間メールでお問い合わせも可能です。そんな事もあってか当院は全国から日帰りで患者様にお選びいただいております。
この痒みをどうにかしたい!とお一人でお悩みの方は「手術っていう手段もあるのか〜」くらいにお見知りおきいただけましたらいつかの為になるかもしれません。
今週もデリケートゾーンの診察とオペが続いております。皆様3月もどうぞ花粉に負けず健やかにお過ごしくださいませ。