COLUMNコラム
2024.6.24 BODY
【症例写真】乳頭縮小+乳輪縮小【20代女性】/乳頭縮小や乳輪縮小は保険適用になるのか?
こんにちは。1ヶ月に1度の更新に留まっていたこちらのコラムですが、症例写真を載せられる様になったことで更新頻度が上がっています。それに伴い「季節の挨拶」で済んでいた始まりや終わりの言葉を悩み始めました。今パッと思いついたのは、むか〜し洋画劇場か何かで「さよなら、さよなら、さよなら」っていうおじさまがいらっしゃったなと。あとは・・・インディージョーンズ〜クリスタルスカルの魔宮〜のQラインから「adios!」ですかね。始まりの挨拶は「こんにちは」ですかねえ。はいど〜も〜みたいな語り口調でも良いんですけどね。内容が真面目な話なのでちょっと合わないですね。
そんな感じで始まりと終わりの挨拶に悩んでいるんだなということも楽しみながらお読みいただければと思うのですが。
(前編)症例写真
今回の症例は乳頭縮小術と乳輪縮小術を同時に行った症例です。以前乳頭縮小術の記事で少しお話した覚えがありますが、乳頭が肥大・下垂している症例では実は乳輪にもたるみを認めるというケースがございます。乳頭縮小を終えた患者様から「乳頭が綺麗になったから乳輪も伸びていたんだと気づいた」と感想をいただくこともございます。今回ご紹介する患者様は授乳後の方ですが、そもそも乳輪のたるみにもお悩みを抱かれており、最初から「乳頭縮小+乳輪縮小」をご希望されました。同時に切除する場合はやはり自然にデザインできますし、一度のダウンタイムで理想に近づくことができますので仕上がり面でのメリットは大きいです。ちなみに乳頭縮小+乳輪縮小で施術される場合は、乳輪縮小は内側法をオススメしています。傷口を一つに集約することができるからです。お胸のお肌の状態によっては乳頭縮小+乳輪縮小の外側法にすることもできなくもないですが、その場合傷のテンションとして・・・簡単に表現すると「色んなところから引っ張られて全然傷が治らない」なんて事になりえますのでよっぽど皮膚に余りがあって、お胸も張っていない様な状態でないと難しいです。
つまり乳頭縮小+乳輪縮小の同時施術のデメリットとしては、乳輪縮小の外側法をドクターストップしてしまう可能性が上がることでしょうか。それが意味することは、乳輪縮小で乳輪のサイズをかなり変化させたい!という方にとっては物足りなくなるということです。自然に小さくしていきたいという場合は内側法で考えていただく方が良いので、乳頭縮小+乳輪縮小の同時施術にデメリットはあまりないかなという印象です。
それでは実際に症例を見ていただきます。

こちらです。乳輪の下部にしわが多く刻まれていた点が改善しているのが分かります。乳頭は、術前では高さが異なるのがお分かりいただけますでしょうか。また、左側の乳頭(向かって右側)は変形して「ぼこっ」としている部分があり患者様も気にされていました。こちらも同時に整え、完全とは言えませんが高さも揃える方向で調整しています。当院の特長としてはその方の最善を料金内で全て込み込みでやることなので、これをするからオプション、といったことがありません。同じ手術名であれば皆様同じ料金です。確かに他院修正など難しい症例を担当させていただくこともございますが、「他院修正代」を上乗せしてしまいますと余計に修正へのハードルが上がってしまいますので、モニター様としても同条件で受け入れております。他院修正代を取る他院様のご意見・お考えにも全肯定で大賛成ですし、必要な時間や物品、人件費などが上がる可能性があるので経営者としても術者としても当然ではあるのです。が・・・東京にひっそりと、こんなクリニックがあっても良いのかなと。
(後編)保険適用にならないのか?
残念なことに保険適用にはなりません。
例えば陥没乳頭といって授乳に弊害が出るほど陥没してしまった乳頭を凸にしたり、乳がんなど保険適用内で行われた手術による影響を二期的に整える(切除した乳頭・乳輪を作るイメージ)ものなどは保険の範囲で済みます。
一方で下垂したものを治したい、しわやたるみを取りたい、大きいものを小さくしたい、黒ずみをとりたい、などお悩みを羅列してみると乳頭・乳輪を「縮小する」というのは「美容」の範囲であることがお分かりいただけますでしょうか。というわけで乳頭縮小術や乳輪縮小術は保険適用にはなりませんが、患者様のQOLや自己肯定感を高める為に美容外科医は日々真剣に取り組んでおります。温泉を楽しみたい、自信を持ちたい・・・など女性が前向きになる為に尽力いたしますのでお一人でお悩みの方は是非ご相談にいらしてください。
それでは・・・Adios!!!!!!