COLUMNコラム
2024.7.17 BODY
【10代/症例写真】小陰唇縮小術+副皮除去術/10代で婦人科形成を受けるということ
こんにちは。新しいタブを見つけたので使ってみました。名言風ですが全く大したことは言っていません。
しかし一応意図をお伝えしますね。私は普段Instagram, Tiktok, Threadsなどで婦人科形成、主に小陰唇縮小術について情報を発信しているのですが、バズるたびにくるのが男性からの「気にしなくて良いのに〜」「俺は気にしないよ」というコメントです。
私に助けを求めてくださる患者様の中で、男性のために手術をしに来た方はいらっしゃりません。皆様何かしら「ご自身が」困っていらっしゃるのです。
ということで今手術をお考えの方は、すでに手術をされた皆様は「自分のため」を思って手術をされたんだということをご理解ください。
もし仮に「人のため」に「した方が良いのかな?」と思われる様でしたらしなくて良いです。いえ、してはいけません。
それでは本編に入ります。今回は(前編)10代で婦人科形成を受けるということ(後編)10代女性の症例写真です。
(前編)10代で婦人科形成を受けるということ
婦人科形成は、近年フェムケアが注目されたことでますます多くの女性が関心を持つ分野となっています。最近では10代でこの手術を検討する人も増えてきています。10代で婦人科形成を受けることには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?また、どのような問題点があり、それらをどう解決するのかについても考えてみましょう。
10代で婦人科形成を受けるメリット
QOLが上がる時間が長くなる 10代で婦人科形成を受ける最大のメリットは、若いうちから生活の質(QOL)が向上することです。例えば、外陰部の形状やサイズが気になることで、自信を持てなかったり、性行為に対する不安を感じることがあります。これらの問題を解決することで、自己肯定感が高まり、ポジティブなライフスタイルを送ることができるようになります。
早期改善の重要性: 10代という若い時期に婦人科形成を受けることで、長い間QOLの向上を享受できるのは大きなメリットです。外見や機能面での悩みを早期に解消することで、自信を持って人生を楽しむことができるようになります。
10代で婦人科形成を受けるデメリット
デメリットはあまりない 一般的に、婦人科形成を受けることに対するデメリットは少ないです。手術自体は比較的安全で、適切な医師のもとで行われれば、リスクは最小限に抑えられます。10代で手術を受けることに対して特有のデメリットはほとんどなく、むしろ早期に問題を解決できるという点でポジティブな影響が多いと言えるでしょう。
10代で婦人科形成を受ける問題点
心理的な成熟度 10代はまだ成長過程にあるため、心理的な成熟度が十分でない場合があります。手術を決定する際には、感情的な影響や自己認識の変化に対する理解が必要です。
解決策: 手術前のカウンセリングで手術を担当する医師と十分に話し合い、自分の気持ちや考えを整理する時間を持つことが推奨されます。必要であれば保護者の理解と協力を得ることも大切です。
身体の成長 10代は身体がまだ成長途中であるため、将来的な変化を考慮する必要があります。特に第二次性徴期を迎える前に手術を受ける場合は成長に伴う体の変化により、手術の結果が長期間にわたってどのように影響を受けるかを理解することが重要です。
解決策: 医師との綿密な相談を通じて、手術のタイミングを慎重に決定することが必要です。第二次性徴期を迎えてから手術を行うことで、安定した結果が得られる可能性が高まります。ただし、お悩み自体そもそもが第二次性徴期を迎えてから増えてきますので、周りに流されての手術でもない限りは「お悩みが出たら」手術を検討し始めて良い時期と考えます。
社会的なプレッシャー 10代の女性が婦人科形成手術を受けることに対して、周囲からの理解やサポートが得られない場合もあります。友人や家族からの意見や社会的な視線が気になることもあるでしょう。
解決策: 周囲の理解を得るために、手術の必要性やメリットをしっかりと説明することが重要です。また、もしも周りに同じ経験を持つ人が居れば精神的な支えを得ることも有効です。当院でも同じ学校の生徒さん同士でご紹介をいただき、ご来院が続いているケースもございます。
婦人科形成で後悔しないために
執刀医との相性 手術を成功させるためには執刀医との信頼関係が不可欠です。信頼できる医師を選ぶためには、該当医師の発信を読み込んで担当医の考えなどを把握し、自分の要望と照らし合わせることが重要です。
ポイントは?
・医師の経験を確認する
・過去の症例をチェックする
・カウンセリング時に疑問点は解消する
クリニックとの相性(ポリシーなど) クリニックのポリシーや雰囲気も重要です。方針や治療のアプローチが自分の考えと合致しているかも重要ですし、システムが自分に合っているか、スタッフが親切で信頼できるかなども確認しましょう。
ポイントは?
・クリニックのポリシーや治療方針を確認する
・スタッフの対応や雰囲気を感じ取る
症例写真や症例数の見極め 過去の症例写真や手術の実績を確認することで、医師の技術や成果を知ることができます。多くの症例数を持つ医師は経験が豊富で、安心して手術を任せることができるでしょう。
ポイントは?
・医師の過去の症例写真をSNS、ホームページなどでチェックする
・自分と術前が似ていて希望する結果に近い症例があるかをチェックする
保護者の方へ
保護者の理解とサポートの重要性 10代(特に18歳未満)のお子様が婦人科形成手術を受けることを検討している場合、保護者の理解とサポートが非常に重要です。手術の決定には、お子様の意見だけでなく、保護者の視点からのサポートが必要です。
サポート方法:
十分な情報収集: 手術に関する情報をしっかりと調べ、お子様と一緒にリサーチを行う。
カウンセリングの同行: 必要であれば手術前のカウンセリングに同行し、医師からの説明を直接聞く。
ただし当院ではお子様ご本人のプライバシーも尊重するため、お子様からのご許可がなければ診察を同室でご見学していただくことはできかねます。お子様からのご許可がある場合は同室で同時にご説明させていただきます。
精神的なサポート: 手術に対する不安や疑問を共有し、お子様の気持ちを理解する。
ご自身が非適応・お悩みでないからと頭ごなしに否定してしまいますと、お子様のコンプレックスはより強くなってしまいます。実際に当院では10代の患者様も毎月担当させていただいておりまして、お悩みでいらっしゃる方は想像以上に多いです。珍しいことではございませんので、どうぞ耳を傾けてあげてくださいませ。
手術後のケアとフォローアップ 体育の授業や部活動など活発な動きの多い10代の方にとって、手術後のケアも非常に重要です。お子様が快適に回復できるよう、術後のケアプランを理解し、適切なサポートを提供しましょう。
正しいケア方法
医師やクリニックからの術後ケアの指示をしっかりと守り、術後の精神的なサポートを続ける。
10代で婦人科形成手術を受けることは、QOLを向上させる大きなチャンスです。しかし、手術を決定する前には、医師やクリニックとの相性、手術後のサポート体制、そして自分自身の心理的・身体的な準備をしっかりと確認することが重要です。保護者の理解とサポートを得ながら、後悔のない手術を目指しましょう。
※無料キャンセル可能期間はご予約日時の48時間前までです。
(後編)症例写真:10代女性 小陰唇縮小術+副皮除去術
それでは実際に10代の患者様の症例を見ていきます。術前→術後3ヶ月です。
こちらの患者様、陰核包皮の適応もございますが、「とにかくはみ出ているものがなくなれば」 というご希望で小陰唇縮小術+副皮除去術を行っています。陰核包皮に関わる部分が一連でデザインできないので若干気になる部分もございますがご本人の症状がなくなったことが何よりの成果です。お痛みも2-3ヶ月目には「私って何か手術したんだっけ?」と忘れるほどでいらっしゃいました。
小陰唇縮小術(165,000円税込)+副皮除去術(66,000円税込)ですが、現在はキャンペーンを行なっているので小陰唇縮小術が(107,800円税込)でお受けいただくことが可能です。こちらのキャンペーンに関して募集人数や期間は非公表ですが、さらに中3高3卒業応援キャンペーンなども行った過去があり、その時に行われているキャンペーンが自動で適用されますのでどうぞ情報をCheckしていただけましたら幸いです。当然、局所麻酔代(薬液調整と極細針込み)や通常処方代は込みです。
Barbie Clinic 未成年の取扱い
10代と言えども範囲は広く、もしも未成年でいらっしゃる場合、「手術」は保護者の方からの同意が必要となります。
18歳、19歳はお一人で手術可能です。未成年の方の裏技としましては、18歳のお誕生日を迎えるまでに「診察のみ」でご予約いただきまして、その時点で適応を知っていただきます。そしてご自身で決められた手術部位に向けて費用を貯めていただきまして、18歳になられてからご自身のお金で手術を受けていただく。このパターンでしたらBarbie Clinicでは保護者様のご同意なく手術可能です。
怖い気持ち
10代に限らず、手術を受ける、それもデリケートな場所を人に見せてから切る、というのはとても勇気のいることですし、怖い気持ちが強いかと思います。そんな方のために少しでもご気分が和らげばとオペ実況の動画をyoutubeチャンネルに掲載しております。
施術部分が見えるわけではございませんので、オペの風景としてご自身が受けていただく場合も「こんな感じなのかな」とご想像いただければ幸いです。
※無料キャンセル可能期間はご予約日時の48時間前までです。
それでは7月後半も健康第一、元気に過ごしましょう!Adios!