COLUMNコラム
2024.7.22 BODY
【20代/婦人科形成症例写真】小陰唇+副皮+陰核包皮/デリケートゾーンの黒ずみを治す
こんにちは。7月も残り1週間ちょっとですか。早いですね。(症例写真は後半です)
7月24日にデッドプールの最新作が公開されますが(急に何の話)、それに先立って流れているCMについて思うことがあります。コメディヒーロー感を出そうと面白おかしくしているのは分かるのですが、全体的にPOP過ぎて大人があんまり観たいと思えないかな・・・?と。
MCUに関する何かしらのものを毎日の様に観ている私ですが、アントマンが公開された当時「身長1.5cmの男がヒーローになれるのか?!?」というキャッチフレーズがどうにも刺さらずすごい滑ってる映画と勘違いしてしまい、大の虫嫌いということもあって積極的にスルーしてしまいました。
今では後悔しています。結局Endgame後に観ることになりましたが、ugly brown vanの奏でる音にも歴史があったのかと・・・。そんな経験もあり、デッドプールのCMが刺さらなかったとはいえデッドプールもMCUに入ったことだし観ておこうかなと思っている次第です。
そしてそこから更に思うことが、CMや広告って大事だなぁと。伝えたい側と受け取る側では感じ方がすごく違うので、Barbie Clinicで作る投稿なども患者様が知りたいこと・求めていることを簡潔に伝えられる様にスタッフと工夫していけたらなと思います。
だいぶ長い雑談でしたが、まあ業者やAIでもなく本人が書いているんだよという証拠にもなるのでこれからも好きなもの嫌いなものについてはたまに話します。笑
間違えたページを開いてしまった!と思われた訪問者の皆さん、すみません。本題入ります。
デリケートゾーンの黒ずみはなぜできる?
患者様に説明する際、主に2つの理由を軸にお話しています。
①ホルモン
いわゆる思春期に第二次性徴期を迎え、女性ホルモンの分泌が盛んになります。女性ホルモンはメラニン色素にも作用を働きかけますので、これによって黒ずみが進行していきます。
②摩擦
摩擦もまた、黒ずみを生じさせます。では日常生活ではどんな場面で摩擦が生じているか?と言いますと、下着との摩擦、VIOのアンダーヘアとの摩擦が主なものになります。
デリケートゾーンの黒ずみ、治療法は?
原因が分かったので、対策をしたいですよね。
①ホルモン
閉経を待つ、ということになってしまいます。サプリでホルモンバランスを変えれば良いんだ!とかそういうことではなく、むしろ健康被害に至ってはいけませんので危険なことはおやめください。
②摩擦
こちらはかなり対策しやすいです。
まずはVIO脱毛です。毛自体の摩擦刺激もさることながら、処理によっての刺激も色素沈着の大きな原因となります。
処理をしなくても処理をしても肌に刺激があるということです。医療脱毛できちんと脱毛を行うことで、無毛にまでしなくとも毛を柔らかく弱く薄くできますので、それだけでも肌を守ることができます。
次に下着を見直します。肌に合う優しい質のものをお選びいただく必要があります。また、おりものシートやナプキンの日常的な使用も当然よくありません。
肌がかぶれてしまう方は余計に色素沈着が進行いたしますので、オーガニック紙ナプキンや布ナプキンなどを使用していただくと幾分かマシです。吸収力に不安が残る場合は月経カップなどとの併用もおすすめです。
ただし一番良いのはタンポン+吸水ショーツ、履くナプキンなど、患部が直接受ける摩擦が少ないアイテムを組み合わせるなどして乗り切ることです。
そして根本解決が、大陰唇からはみ出ているものは切除するという外科的な方法。小陰唇縮小術、副皮除去術、陰核包皮除去術(クリトリス包茎)、会陰贅皮除去術といったものになります。これはBarbie Clinicが一番行っている施術ですが、これぞ即効性です。はみ出ている部分は摩擦刺激を直に受けますから、簡単に言えばそれをしまってあげるということです。よくデメリットを聞かれますが、元々しまわれて生まれてきています。逆に成長過程で「伸びてしまった」「はみ出てしまった」という状態なので、しまっておくことにデメリットなどございません。
黒ずみのクリームは意味がある?
残念ながら気休め程度と考えていただきたいです。
角質を剥がす様なクリームは一時的にトーンアップが期待できますが、そのせいで肌が弱くなり余計な色素沈着を促すこともございます。
また、トレチノイン・ハイドロキノン療法も塗る治療法になりますが、使い方や濃度の選択をミスすると変に白抜けして難治性になったりもします。1回の使用でも部分的な白抜けを認め、お悩みの患者様を何人も診てきています。自然な黒ずみよりも気になるお色味かと思いますので、個人輸入での使用は非常に危険です。お気をつけください。※当院での取り扱いはございません。
恐らく皆さんが目指すのはデリケートゾーンだけ真っ白になることではなくて、ご自身の他の肌色と同じ様なトーンで「黒ずんでいない自然な色」だと思います。現状その様な魔法のクリームはございませんので(あったら全世界で話題になって、みんな同じものを取り扱います)、外科的な治療を1度行うか、レーザー治療をずっと続けていくか、日常的な予防で進行を抑えるか、になっていきます。
クリームは保湿という意味ではつけて悪いわけではないです。お気に入りの匂いのものなど、肌に合いさえすれば使用自体には問題ございません。
Barbie Clinicでおすすめしているのは美白サプリメント
当院で扱っているクリスタルトマトという美白サプリメントは肌のトーンをアップするのに有効です。デリケートゾーンの黒ずみだけに特化したものではなく、全身の色素沈着を防ぎます。サプリメントなので他のものと同様、一瞬で劇的な変化を得られるわけではないですが、美意識の高い方や美容好きの方であれば飲んでいる有名なサプリメントといった形です。当院のスタッフも全員好んで飲んでいます。
防腐剤が使われておらず副作用のない安全で効果的な製品で天然成分からつくられているので、妊婦さんの使用も可能です。唯一使えないのが、「トマトアレルギー」の方です。
飲む日焼け止めとしても有効なので、塗る日焼け止め嫌いの私にも合っています。ご興味ある方はオンラインで購入可能ですので以下よりご購入ください。
https://www.crystaltomato.jp/skin-whitening-supplement ←こちらはクリスタルトマトの説明です。ご興味ある方はぜひ。
【婦人科形成症例写真】20代女性:小陰唇縮小術+副皮除去術+陰核包皮除去術
術前→術後
術前の状態では上から副皮・陰核包皮・小陰唇が外側で合流して一体化しています。そしてその部分が全て色素沈着による黒ずみに侵されています。
術後は内側の本来のお色味のみが前面にきますので、かなりのトーンアップですね。(西陽の影響で写真自体のお色味が異なるのはいつもの如く本当に申し訳ないです・・・)
黒ずみに関してはもちろんですが、擦れや痒みといった問題も「大陰唇からはみ出なくする」ことで解決いたします。どちらかと言えばその「はみ出ている」こと自体のコンプレックスで受診される患者様が多いです。
切るのって「小陰唇だけじゃダメなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。結局皆さんが求める「大陰唇から何もはみ出ていない」状態は、当然「大陰唇からはみ出ているもの」を全て処理する必要があるので、その方の術前の適応次第になります。
Barbie Clinicでは女性医師/女医による診察で適応をお伝えし、その中からご自身でどこまで手術されるかはご本人にお決めいただきますが、その際に「適応はこの辺まであるけど、はみ出ているのはここだけ」といったお伝えの仕方もしております。あとは患者様の価値観次第で最終決定です。こちらが勝手に「ここもやらないとダメ」と言うことはございませんのでご安心ください。
※無料キャンセル可能期間はご予約時間の48時間前まで
もう世間は夏休みとのことで、生徒さんのご予約も増えております。10代の方の婦人科形成についてのコラムもございますので該当される方はご一読いただければと思います。
また、施術の雰囲気をご覧になられたい方はこちらの動画を参考にお願いします。
以上、ブログの機能を見つけてはどんどんガチャガチャ付け足していくBarbie Clinic院長でした。
皆さん熱中症にお気をつけて。Adios!